2022年 新年あいさつ
連合大阪 会長 田中宏和
新年、明けましておめでとうございます。連合大阪に集う37万人の組合員とご家族の皆様におかれましては、お健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
新型コロナウイルスの発生から、2年近くが経過しましたが、抜本的な収束はいまだ道半ばです。我が国では、この間の感染症の拡大により、社会的セーフティネットの脆弱性が顕在化すると同時に、社会の様相が一変する中で、様々な方面で急速な変革が進んでいます。
私たちの運動も様々な制約を受け、デジタル技術を活用した新たな様式の模索が続きました。働く者・生活者の代表として、これまでの労働運動の価値を生かしながら、誰一人取り残さない社会を展望し、新しい運動様式の構築に挑戦しなければなりません。
大阪においては、2025年の大阪・関西万博など大型国際イベントを控え、時代の大きな節目を迎えつつあります。「働くことを軸とする安心社会」を実現するためにも、今夏に実施される参議院選挙を全力で闘い抜き、まっとうな政治を私たちの手に取り戻さなければなりません。
連合大阪では、昨年10月の定期大会において、「『平和 幸せ 道ひらく』~安心社会へ 新たなチャレンジ~」をスローガンに掲げました。「平和 幸せ 道ひらく」は、連合・連合大阪結成時のスローガンであり、戦後最大ともされる国難の克服に向け、本質的なものを守りつつ、新しい変化もとりいれ、未来を創っていくという私たちの決意であります。
2022年も、働く者・生活者の代表として、働く仲間すべての幸せの実現に向け、着実に、そして変化を恐れず、運動を展開していきましょう!
共に頑張りましょう!