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第49回衆議院議員選挙

候補者全員の勝利のために

 第49回衆議院議員選挙の折り返しとなる10月24日、連合の芳野友子会長が大阪入りし、大阪選挙区の候補者の応援演説を行いました。

 大阪では、2区の尾辻かな子候補、10区の辻元清美候補、11区の平野博文候補の選挙区をまわり、多くの聴衆のまえで応援演説を行いました(演説の要旨は以下)。

 翌25日には、連合が第49回衆議院議員選挙の勝利をめざし「檄」を発信しています!働く者・生活者の声を国政に届けられる候補の勝利をめざし、最後の最後までがんばりましょう!

 

大阪2区
尾辻 かな子 候補(天王寺駅頭)

 

大阪10区
辻元 清美 候補(高槻市駅頭)

 

大阪11区
平野 博文 候補(枚方市駅頭)

連合「檄」

芳野友子連合会長のスピーチ メモ【10.24 天王寺MIO前】

 連合で会長をしております、芳野でございます。連合の今年の大会で、ガラスの天井を、勇気を持ってぶち壊しました。

 それは、私たち女性が抱えている課題を解決するには、意思決定側に登用されることが一番の早道である、そう思ったからです。

 労組の活動を通じて、職場の多くの女性組合員の声を聞いてきました。

 労働組合は、日頃、労使の関係のなかで課題解決をしています。

 企業のルールを、どうすれば、働きやすいルールになるのか、会社との話し合いの中でやっています。

 私ども連合は、雇用対策本部を設置し、コロナ禍でどんな環境にあるのか、暮らしがあるのか、そういうことを実態調査してまいりました。

 非正規雇用の方が本当に劣悪な環境にあります、非正規雇用の多くが女性労働者です。

 また違った視点でみますと、ひとり親家庭や外国人労働者も本当に今、働き口がなく大変な思いをしています。

 とりわけ、ひとり親家庭はもう貯蓄がそこをつく、本当にこれからの生活不安を抱えている。パートや派遣、有期雇用で働いているみなさんは解雇や雇い止めの危機にさらされています。

 私たち連合も、そうしたみなさんの声をしっかり受け止めて、課題解決しようとしていますが、残念ながら、労組には限界があるのです。

 やはりそれは、国の施策としてしっかりと、弱い立場にある人たちを救っていただきたい、そのためには、尾辻かな子さんに、絶対に国政にいていただかなければならないのです。

 そしてこのコロナ禍で、エッセンシャルワーカーのみなさんには、本当に私たちの命、そして家族の命、そして私たちの生活を支えていただきました。

 毎日毎日、過酷な働きの中で、汗をかきながら、私たちの命、生活を守ってくれました。

 そういうエッセンシャルワークのみなさんの汗を決して無駄にしない。

 私たち労働組合にも、そうした仲間がたくさんいます。

 雇用不安でいえば、飲食で働くみなさん,宿泊業、旅行業のみなさん、それだけではありませんが、雇用の危機にさらされています。労働組合としては、しっかりと雇用を守っていく。

 しかし、大変な企業については、雇用調整助成金で支えられたということもあります、でも、まだまだ足りていません。

 しっかりと国の施策の中でやってほしいと思います。

 安心して働き続けられる社会、安心して生活できる社会、そうした社会を作っていくためには、女性の声をしっかりと受け止めてくれる議員が必要なんです。

 そして2018年、政治分野における女性の参画についての法律が制定された。候補者を同数にする、残念ながら努力義務ではありますが、そうした一歩前進した法律もできました。

 しかしこの選挙どうでしょうか。女性の候補者、18.4%。半分を目指していましたが、まだまだすくない状況にあります。労組もそうですが、政治の世界でも、当事者が入ることによって、課題解決のスピードがあがります。

 日本は残念ながらジェンダーギャップ指数、156か国中120位という本当に低い状況。先進国のなかで比べれば、本当に恥ずかしい位置にあります。

 とりわけ遅れているのが政治分野です。

 連合は、1人でも多くの女性議員を誕生させ、そして職場の女性の声をしっかりと国会の場でうけとめて、しっかりと発信していただける方を1人でも多く当選させ、送り込みたいと思っています。

 男性も女性も安心して働き続けられる企業、社会。これからは男女がともに仕事と生活を担える環境をつくっていくことが必要です。

 そのためには、尾辻かな子さん。どうぞみなさまのお声を、お一人お一人がネットワークをひろげて、もういちど、尾辻かな子さんのお名前を浸透させてください。

 そして連合本部も、地方連合会も構成組織も、一丸となって、尾辻かな子さんを支援してまいります。

 どうぞみなさま、一人が2人、2人が4人とネットワークを広げていただきたいと思います。どうぞみなさま、尾辻かな子さんを、国政へ、どうぞ送り込んでください。よろしくおねがいします。ともにがんばりましょう。ありがとうございました。