連合大阪 事務局長談話
2017年9月25日
連合大阪
事務局長 田中宏和
任期満了に伴う堺市長選挙が2017年9月10日告示、同24日投開票で施行された。
結果は、連合大阪推薦の現職の竹山 修身候補(自民、民進、社民、日本のこころ推薦)が、新人の永藤 英機候補(大阪維新公認)を破り、見事三選を果たした(投票率 44.31%)。
連合大阪は、この堺市長選挙を将来の大阪に大きな影響を及ぼす選挙戦と位置づけ、 竹山おさみ総合選対本部や大阪南地域協議会・堺地区協議会と連携を強化するとともに、連合大阪全体として初めて「連合大阪 堺市長選挙対策本部」を設置し、連合大阪組織内はもちろんのこと、大阪退職者連合や連合大阪政策・政治フォーラム議員と一体となった取り組みを展開した。
その結果、竹山候補が162,318票を獲得し、永藤候補(139,301票)を破り、見事3度 目の当選を果たした。今回の選挙結果が意味するものは、竹山市長のこれまでの2期8年の市政運営への評価と、一方で堺市民が2013年の選挙戦に引き続き「大阪都構想」への堺市参画に「NO」の民意を突き付けたものである。
連合大阪は、この選挙戦の結果を10月施行と報道されている、第48回衆議院議員選挙や、来秋にも再び実施が想定される大阪市の住民投票など、極めて重要な今後の取り組みに生かしていく。そして、労働組合の立場から積極的な政策提言をより強化するとともに、引き続き大阪の地における「働くことを軸とする安心社会」の実現に向け、組合員との連携はもとより、幅広い府民・市民の皆様の理解を得て、力強い歩みを進める。
以 上