pagetop

2016年1月1日更新

2016年 新年のごあいさつ
「対話、そして行動の1年に」

日本労働組合総連合会大阪府連合会
会長 山﨑 弦一

 新年、明けましておめでとうございます。連合大阪に集う40万組合員とご家族の皆様には、お健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 さて昨年は、4月に統一地方選挙、5月には住民投票、11月にはダブル選挙と、大阪の未来を決する大きな投票行動が3回もあるという年になりました。組合員の皆さんのご支援により、住民投票には勝利することができましたが、統一地方選挙、ダブル選挙では、私たちにとって大変厳しい結果となったことは痛恨の極みであります。これまでの取り組みの総括をしっかりおこない、今後の運動・活動に活かしていきたいと考えております。そして、これからの大阪府政・市政の動向を注視していきたいと思います。

 さて、2016年、年明け早々から国会での議論がスタートします。昨年の労働者派遣法の改悪に続き、高度プロフェッショナル制度や解雇の金銭解決制度など、労働基準法の改悪案も準備されており、引き続き「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた運動・活動を強化していくことが求められています。

 そうした中で、全国でも、また大阪でも、新自由主義的な政策が強引に進められるような社会の不条理に対しては、連合が新たに展開する「クラシノソコアゲ応援団! 2016 RENGOキャンペーン」の取り組みなど、構成組織、地域・地区協議会とともに組織一丸となって、働く者の声を結集して世論を喚起し、引き続きしっかり対峙していかなければなりません。

 その基本となるのが、対話活動の強化です。対話は、お互いが尊重され平等の立場で、意見や体験を分かち合い、多数の意見を融合するプロセスだと言われています。こうした対話を通して、「2016春季生活闘争での賃上げ」、「1000万連合」をめざした「組織拡大」、「男女平等参画社会の推進」など、力強い運動、行動をおこしていこうではありませんか。

 また、7月には、参議院選挙が予定されています。12人の連合候補、そして大阪選挙区での尾立源幸さんの必勝をめざした活動も本格化します。皆さんの力強いご支援をお願いいたします。

 連合大阪に集う多くの仲間とそのご家族の幸せのために、皆さんとともに志も新たに労働運動を進めていくことをお誓いし、新年のあいさつといたします。共に頑張りましょう!