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2014年5月7日更新

力合わせよう!心つなげよう!
みんなの暮らしの底上げ実現のために
第85回大阪地方メーデー開く

 第85回大阪地方メーデー実行委員会は5月1日、大阪地方メーデーを4万人の働く仲間とともに大阪城公園・太陽の広場で開いた。今年は16年ぶりにデモ行進を復活させ、3000人の働く仲間が、難波宮跡公園から谷町筋を北上し、メーデー会場をめざして元気に行進した。デモ行進では、安倍政権が進める労働者保護ルールの改悪を阻止すべく、力いっぱいシュプレヒコールでアピールをした。

労働者保護ルールの改悪阻止や、非正規労働者の処遇改善をアピールしながらデモ行進をした

労働者保護ルールの改悪阻止や、
非正規労働者の処遇改善をアピールしながらデモ行進をした

主催者を代表してあいさつをする山崎メーデー実行委員長

主催者を代表してあいさつをする
山﨑メーデー実行委員長

 メーデー式典では、山崎実行委員長がまず東日本大震災に触れ、被災地の復興・再生の取り組みを引き続き強化していくことについて述べた。そして2014春季生活闘争について「平均賃金方式での回答引き出し組合数は、全国・大阪府において昨年同時期を大きく上回っている。まだ全体の6割強の組合が交渉中であり、交渉を継続している組合へのご支援をお願いしたい」とした。さらに「政府が進める労働分野の規制緩和の動きは決して見過ごせない。成長産業が創出されない段階で解雇規制を緩和し、労働者を労働市場に放り出すことは決して許されない」と断じた。また「連合が目指す『1000万連合』実現のため、働く者の声を結集し大きな社会的うねりを作って行こう」と力強く訴えた。

 今年のメーデーでは、「メーデー宣言」に加え「労働者保護ルールの改悪に断固反対する特別決議」をメーデーに集まった4万人で採択した。

会場全体のガンバロウでメーデー式典を締めくくった

会場全体のガンバロウでメーデー式典を締めくくった