連合大阪 事務局長談話
2014年3月24日
連合大阪
事務局長 多賀雅彦
大阪市の出直し市長選挙が3月23日に執行された。
連合大阪は、この選挙に関して「二元代表制をないがしろにするものであり、多様な意見を聞きつつ丁寧な議論を積み上げて合意を得るという民主主義の根本とも矛盾するもの」と指摘し、選挙そのものについて大義がないと態度を表明してきた。
そうした中で執行された選挙であるが、投票結果からは、
と判断される。
橋下氏は選挙前、選挙期間中において「(再選されれば)法定協議会のメンバーを変更し、1案に絞った『大阪都構想』の設計図を早急に作る」旨の主張を繰り返してきたが、今回の選挙結果を鑑みるに、そうした手法を強行することは、前述の如く二元代表制や民主主義を真っ向から否定するものであり、決して許されるものではない。
連合大阪は今後の動向に注視しながら、都構想対策連絡協議会(連合大阪、民主党大阪府連、部落解放同盟大阪府連)とも連携を深める一方、 第30次地方制度調査会報告に沿った「地方自治法改正」の動きがある中、「連合大阪・大都市問題研究会」においても、今日的、将来的な大都市制度の在り方の論議も深めつつ、健全な大阪市政の実現を求めていく。
以 上