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2014年1月14日更新

共に考え、議論し、行動を

「2014新春の集い」で運動のスタート切る

 連合大阪と大阪労働者福祉協議会は1月8日、新年の運動の奮闘を期する「2014 新春の集い」を大阪市内で開いた。参加者は600人。

「新春の集い」の冒頭に壇上にあがる連合大阪の役員

「新春の集い」の冒頭に壇上にあがる連合大阪の役員

主催者を代表しあいさつをする山﨑連合大阪会長

主催者を代表しあいさつをする山﨑連合大阪会長

 主催者あいさつで山﨑連合大阪会長は「2014年の連合大阪運動で重要なポイントの1点は『使用者側を動かす』ということ。2014春季生活闘争では、デフレ脱却に向けて、正規、非正規、組織、未組織を問わず賃上げを実現していくことが必須だ。経営者側も新規事業へのチャレンジや雇用の維持拡大に向け、積極的に行動すべき。官民を問わず、健全な労使関係を再構築し、行動を起こさなければならない。

 2点目は『社会を動かす』ということ。働くことを軸とする安心社会の実現のため、これまでの社会システムの再構築は避けて通れない。(安倍政権が)労働法が経済成長を妨げているとし、規制緩和しようとするのは自らの責任を回避するすり替えの議論にほかならない。また、大阪では都構想の是非についての判断が正念場を迎える。あるべき社会像について訴え、社会を動かしていく運動を進めていきたい。

 3点目は『組織強化』だ。1000万連合を目指し、今、改めて働く者がしっかりとした『絆』で結ばれ、団結を強めることが重要。共に考え、議論し、行動を起こしていこう」と、新しい1年に向けた決意を述べた。

 続いて、来賓として大阪労働局より中沖局長、大阪府の小西副知事、大阪府内の市町村を代表して竹山堺市長から祝辞が述べられた。

 次に、民主党大阪府連の尾立代表(参議院議員)からは、「今年1年は民主党大阪府連にとっても反転攻勢、復活の年としたい。大阪府連が一丸となって来年の統一地方選挙、また都構想にしっかり対峙するためにがんばっている。国政でもしっかり格差を是正する、開かれた民主主義、改革する政治を働く皆様の立場に立って実行していきたい」と、連帯のあいさつがあった。

 最後に、多賀連合大阪事務局長から「昨年の新春の集いで川口前会長が干支であるへびの脱皮になぞらえ、『運動の復活と再生』ということを言われた。私たちの運動は単年度で終わるのではなく、継続性が必要。今年の干支である馬になぞらえれば、『復活と再生』のスピードに『全力疾走する馬のごとく力強く』ということを付け加えたい。今年は連合は25周年を迎える。働くことを軸とする安心社会に向けて運動の先頭に立ってがんばっていきたい」とあいさつがあり、連合大阪運動への結集を確認しあった。

来賓の中沖大阪労働局長

来賓の中沖大阪労働局長

来賓の小西大阪府副知事

来賓の小西大阪府副知事

府域の市町村を代表してあいさつをする竹山堺市長

府域の市町村を代表してあいさつをする
竹山堺市長

来賓の尾立民主党大阪府連代表(参議院議員)

来賓の尾立民主党大阪府連代表
(参議院議員)

乾杯の発声をする中井大阪労働者福祉協議会副会長

乾杯の発声をする
中井大阪労働者福祉協議会副会長

多賀連合大阪事務局長が閉会のあいさつを行った

多賀連合大阪事務局長が
閉会のあいさつを行った