2013年5月7日更新
連合大阪などは5月1日、「第84回大阪地方メーデー」を5万人の参加者とともに大阪城公園・太陽の広場で開いた。
川口メーデー実行委員長は、東日本大震災の復興支援に言及したうえで、「非正規労働者が35%を超え、年収200万円以下で働く人たちが1,100万人を超えるなど痛んだ雇用は依然として改善されていない。集団的労使関係の輪を広げ、労働運動の幅広い基盤を作っていかねばならない」と述べた。
さらに、「安部政権が進めようとする労働分野の規制緩和や、生活保護基準の引き下げ、地方公務員の賃金引き下げなど安心して働くことを破壊する政治、再び格差拡大を生み出す流れへと舵を切る政治を断じて許してはならない。働く者よ起ち上がれ」と力強く訴えた。
合わせて、4月26日「すべての働く者のメーデー前夜祭」として非正規で働く仲間を中心とした集会も参加者60人のもと開かれた。