2012年2月6日更新
連合大阪・非正規労働センターは2月1日から3日までの3日間、連合が全国一斉で実施した「2012春季生活闘争 集中労働相談キャンペーン」の活動として、「連合・非正規労働ホットライン『パート・契約・派遣 全国一斉労働相談ダイヤル』特別相談会」を行った。
3日間に寄せられた相談は労働相談・一般相談含め40件。解雇問題や、賃金・一時金の未払い、労働災害、ハラスメント、労働組合結成など、さまざまな相談が寄せられた。特に、昨今の傾向であるメンタルヘルスの問題につながる相談も多数みられた。
中には、「社長から『顔が悪い』『クスリ(覚せい剤)をやっている』と言われる」。「上司には、日ごろから『クビ、辞めろ』と怒鳴られる」。他にも、「職場では無視をされ、目も合わさない」。「弁当が捨てられるなどの嫌がらせを受け1人で解決できずに心の病になってしまい退職に追い込まれる」などの深刻なものもある。
残念ながら、このような状況では職場復帰は困難であり、早期に発見解決などということは言葉だけで慰めにもならない。「自分にされていやなことは人にしない」と子どもの頃に教えられなかったのであろうか。人が人の心を持ち、人が鬼になってはいけないのだと虚しさが残る節分の夜であった。