2011年11月12日更新
10月28日、連合大阪は第15回定期大会を開き、今後2年間の運動方針を満場一致で決定、新体制でのスタートを切った。大会には420人の来賓および役員・代議員が参加した。
新年度方針は、連合がめざすべき新しい社会像として掲げている「働くことを軸とする安心社会」を大阪で実現させることを目標とした運動課題を提起している。
あいさつに立った川口会長は「『働くことを軸とする安心社会』の実現のために地域の活性化による雇用創出や女性の社会参画推進、若年者の就労支援などへの取り組みが不可欠」とし、持続可能な社会の再構築をめざすことを訴えた。
午後からは第22年度の経過報告と議案審議を行い、新役員体制の確認、大会宣言を経て川口会長の発声で団結ガンバローを三唱し、大会を締めくくった。
大会スローガン
復興・再生に全力を尽くし、
「働くことを軸とする安心社会」につなげよう
大会終了後には大阪市長選挙勝利に向けた決起集会を開いた。川口会長は「大阪市を分断し、市民サービスを崩壊の危機にさらすような大阪維新の会の強権的、独善的政治を許すわけにはいかない。大阪市改革に着実に誠実に取り組み、成果をあげてきている平松さん以外に大阪を託す人はいない。大阪の将来、民主主義を守る戦い、独裁を許さないという思いで、連合に結集する皆さんの力で組織をあげてこの戦いに勝ち抜きましょう」と、選挙戦のキックオフ宣言を行った。
平松市長は「今、大阪ではポピュリズム、扇動主義による権力の集中、人々の暮らしの無視という政治が行われようとしている。この大阪を独裁から守る戦いに多くの人が立ち上がらないと、この国はどこへ向かっていくのか?皆さんとともに地方自治を守る戦いに立てることを心から誇りに思う」と力強く決意述べ、全員で必勝を誓い合った。