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2011年5月9日更新

第82回大阪地方メーデーに5万人
(大阪府域10万人)が結集!

 2011年5月1日、5万人の組合員とその家族の参加のもと、労働者の祭典「第82回大阪地方メーデー」が大阪城公園・太陽の広場で開かれた。

 大阪府内11ヵ所でも4月26日より5月1日の間に地域・地区メーデーが開かれ、総数5万人が結集、大阪府域では合計10万人が今年のメーデーに参加した。

大阪城公園・太陽の広場に5万人が結集

大阪城公園・太陽の広場に5万人が結集

 大阪地方メーデー式典は、まずオープニングに東日本大震災の被災地へ私たちの思いを込め、そして関西の元気を届けるため太鼓集団“怒”(いかり)の勇壮な演奏で幕が開いた。そして多賀雅彦事務局長の開会宣言の後、橋本寿樹(情報労連)、今宮正信(基幹労連)の両副実行委員長が議長団に選出され、式典の進行を行った。

主催者あいさつをする川口実行委員長

主催者あいさつをする川口実行委員長

 川口清一実行委員長による主催者あいさつでは「東日本大震災は、雇用・労働環境など、勤労者・生活者に多くの影響を及ぼしている。私たち連合大阪は、生活の基本である雇用を守ること、労働条件を含めた勤労者生活の維持・向上を図るために全力で取り組んでいく。日本社会全体の復興のために尽力し、大阪の夢ある明日を実現させるため、一致結束して前進していこう」と震災復興支援の決意などを力強く訴えた。

 来賓には大阪府より小河保之副知事、大阪市より平松邦夫市長がそれぞれ登壇し、激励のあいさつを受けた。

 続いて民主党の各級議員が紹介され、代表して大阪府連を代表し樽床伸二衆議院議員から「(震災被害などに対し)党内が、そして国政に携わるすべての者が心を一つにし、この状況に全力で立ち向かい、努力をしていきたい」との連帯のあいさつを受けた。

 式典最後にはメーデースローガンを友田洋介連合大阪青年委員会副委員長、メーデー宣言を明知友紀連合大阪女性委員会副委員長がそれぞれ提案し、メーデー会場に集った参加者全員で採択、そして川口実行委員長による団結ガンバロウで式典を閉じた。

 今回のメーデーは、3月11日に発生した東日本大震災の被災地復興支援の活動として、被災者支援・復興支援カンパ活動と、福島県物産品の販売も行い、メーデー参加者から多くの支援を得て、物産品もすべて完売となった。

第82回大阪地方メーデー メーデー宣言(PDF)

メーデー会場は時折小雨が降る天気となった

メーデー会場は時折小雨が降る天気となった

東日本大震災の被災者支援カンパ活動

東日本大震災の被災者支援カンパ活動

福島県の物産品も多くの参加者の協力により500セットが完売

福島県の物産品も多くの参加者の協力により500セットが完売