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2010年4月2日更新

すべての働く者のために

外国人なんでも相談ダイヤルを実施
通訳を介しながら、弁護士、社労士、労働相談員などの専門家が相談に対応した。

通訳を介しながら、弁護士、社労士、
労働相談員などの専門家が相談に対応した。

 連合大阪は3月26日から28日までの3日間、日本に在住する外国人を対象とした「外国人なんでも相談」を行った。RINK(リンク:すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク)、連合大阪法曹団、大阪府社会保険労務士会の協力を得て、毎年この時期に行っている相談活動(9カ国語対応)だが、今年は3日間で60件の相談がよせられた。

 日本人と結婚した外国人の婚姻関係に関する相談や、在留資格など入管に関する相談が今年は多く、言語では中国語やベトナム語での相談件数が多かった。

 連合は今年の春季生活闘争で「すべての働く者のために」を掲げて取り組みを行っている。2008年秋以降の世界的な不況により、日本で働く外国人労働者も大きな影響を受けている。連合大阪は労働団体として、外国人労働者の労働問題にも取り組んでいく。