2009年1月26日更新
1月24日、連合大阪青年委員会は第20回定期総会を開催した。経過報告の中で、「近畿ブロックユースラリー」と「Project Change女性と青年のトークセッション」の記録DVDの上映、エイズ問題や子育て、平和学習会多くの課題に向き合ってきたこと、あわせて連合・連合大阪の運動に積極的に参画してきたことを報告した。
議案では、今年度の方針を提案し、具体的な項目では(1)平和への取り組み、(2)社会貢献活動、(3)連合本部、近畿ブロックへの積極的な参画、(4)HIV/エイズなど生活する上で大きな関わりのある課題の勉強会を掲げた。また、本年は委員長による代表制から3人の代表幹事制への変更を提案した。職場と所属組合の活動で多忙であることに加え、青年委員会の活動領域が増えてきたことを背景に役割分担する体制で活動を進めることを確認した。総会の最後には「青年に課せられた課題の解決と掲げた運動の推進には『若さ』と『行動力』が必要不可欠である」とした総会宣言の採決で幕を閉じた。
第2部では平松邦夫大阪市長を招き「元気アップ!おおさか 〜はたらく若者へのメッセージ〜」と題して基調講演を開催した。27歳でメインキャスターに大抜擢をされ悩んだ日々のことや阪神・淡路大震災をはじめとする関西で起きた大きな事故や事件を報道してきたこと。これらの報道を通して、現場の声を伝える事の重要性や報道によって世論が変わることなどメディアの役割や問題について話された。
参加した青年からも地下鉄に関することや教育問題に対する意見や、どうしたら自分の思いが相手にうまく伝えられるか等の質問まで出された。市長はざっくばらんに自分の考えていることを話し、最後に「いっしょに大阪のためにがんばりましょう」と締めくくった。
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