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2009年1月9日更新

働く人が大切にされる社会へ

「新春の集い」で決意新たに

 連合大阪と大阪労働者福祉協議会は1月7日、800人の関係者を集め「’09 新春の集い」を大阪市内で開いた。

主催者あいさつをする川口連合大阪会長。後列は連合大阪副会長。

主催者あいさつをする川口連合大阪会長。後列は連合大阪副会長。

 冒頭の主催者あいさつで川口連合大阪会長は、「昨年は、8万人を超える働く仲間が職を失い、家を失うという厳しい雇用情勢の中で年が暮れた。連合・連合大阪としても、国や大阪府を始め大阪府内の自治体や経営者団体に対し、雇用情勢改善に必要な生活対策、雇用対策の実施を求めてきた。年が明け、今国会では、将来の発展につながる経済・雇用対策についての合意が早急に図られることを期待したい」とし、さらに、「今年が新しい発展につながる1年となるよう、連合大阪として政治、政策、そして長らく歪んだ労働分配率のありようを変えていく運動に取り組む。非正規労働の皆さんの労働問題を改善するためにも、早期に非正規労働センターの立ち上げを行うなど、前向きに労働運動を展開していきたい」と決意を述べた。

 続いて、来賓として大阪府より木村副知事、大阪府の市長会からは代表して平松大阪市長から祝辞が述べられた。

脇本事務局長のあいさつで「新春の集い」を締めくくった。脇本事務局長のあいさつで
「新春の集い」を締めくくった。

 今年は衆議院議員選挙の年でもあり、大阪19選挙区に立候補予定の候補者からは、決戦の時を前にした力のこもったあいさつがそれぞれ行われた。

 この「新春の集い」の前段に行われた三役会議の場では、現在の厳しい雇用情勢を受け、春季生活闘争方針に対する活発な議論も行われた。今年が労働組合の実効力ある運動が求められる1年であることを踏まえ、様々な労働組合の課題に取り組むことを決意する集いとなった。

来る第45回衆議院議員選挙に立候補予定の候補者が一同に並ぶ。

来る第45回衆議院議員選挙に立候補予定の候補者が一同に並ぶ。