2008年9月24日更新
障害者雇用支援月間である9月23日、大阪市内で「2008障害者雇用フォーラム in 大阪」が開かれた。これは、毎年連合大阪に加え、関西経営者協会とNPO法人大阪障害者雇用支援ネットワークの主催により行われているもの。今年はフォーラムの後援をしている大阪府より来賓として橋下知事も参加し「大阪府の障害者雇用率を日本一にしよう」とあいさつを行った。
続いて行われた「大阪府ハートフル企業顕彰制度(※)表彰式」では、応募24社の中から選ばれた6社(下記参照)が表彰され、日ごろの障害者雇用の取り組みなどについて各社からのプレゼンテーションが行われた。フォーラム参加者からは受賞企業に惜しみない拍手が送られ、障害者雇用のさらなる推進を誓い合った。
ハートフル企業大賞 | 株式会社あじみ屋 |
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ランプのともしび大賞 |
株式会社南海ハートフルサービス |
※ハートフル企業顕彰制度とは・・・
ハートフル企業顕彰制度・ランプのともしび企業活動顕彰事業は、障害のある人の働く場面の増加と働く機会の拡大に焦点をおき、各事業所の障害者雇用にかかる諸活動を広く住民の方々に知っていただき、雇用創出につながる機会を増やしていくための事業です。これまでの雇用実績、新たな雇用創出、職域開発、特別に工夫されている取り組みなどの諸活動を表彰式等を介して府内及び国内の消費者の方々に広く積極的にPRさせていただきます。我が国においてもShopping for a better world のような基礎を築いていき、企業の諸活動に加えて多数の購買活動等が続いてゆけば、働きやすい暮らしやすい地域社会がすぐそこにやってくるように思います。企業の方はもとより住民の方々の多数のご参加とご賛同を心よりお待ちしております。
ランプのともしび大賞はヘレンケラー女史がかつて大阪市中央公会堂で講演されたことが契機となり、我が国の障害者福祉法制定や障害者雇用の機運を広げたことに由来します。