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2008年3月24日更新

しがらみを越えた行財政改革の推進を

大阪市との懇談会開く

 平松市長誕生後、初めてとなる連合大阪と大阪市の懇談会が3月21日に開かれ、連合大阪から川口会長をはじめ19人、大阪市からは平松市長など9人が出席した。

 平松市長は、挨拶の中で市財政に触れ、「市税収入の鈍化やいわゆる“負の遺産”問題等厳しい環境にあるが、市政改革は着実に進めなければならない」とし、さらに「公平・公正・透明性の視点で、施策の選択と集中を加速させ、市民主役で元気ある大阪市に向けて取り組んでいきたい」と決意を述べた。

 これに対し川口会長は、「政局が混乱し経済も不安定な状態だが、しがらみを越えた行革を進めていただきたい」とし、さらに「行革のめざすべき方向性については住民の視点を大切にし、かつ内外でコミュニケーションを深めながら中立、公正な改革を」と要請した。

 その後、大阪市から平成20年度予算の概要について説明を受けるとともに、連合大阪からは「格差是正の取組み」などについて説明し、府市の連携、雇用問題等について意見交換をした。


平松市長のあいさつの後、連合大阪を代表してあいさつする川口会長 平松市長のあいさつの後、連合大阪を代表してあいさつする川口会長