2008年3月4日更新
2008春季生活闘争が本格的にスタートをきった。今年は「誰もが幸せになれる人間らしい生活の実現」をスローガンに、原油高・株安・格差社会の拡大を背景とした闘いになる。労働の価値が正当に評価される社会の実現のため、春闘勝利をめざし私たちは決起する。
連合大阪春季生活闘争の取り組みに積極的なご参加を!
日 時:3月7日(金)18:30〜19:10
場 所:扇町公園
規 模:7000人(各構成組織組合員数の5%)
次 第:○映像放映 1.「What's UNION?」 2.組合の力があれば
○開会(司会)
○主催者挨拶(連合大阪会長)
○連帯の挨拶(民主党大阪府連代表)
○職場・地域からの1分間アピール
1.中小労組の立場から
2.医療・介護の現場から
3.非正規労働者から
4.女性の立場から
5.青年の立場から
6.高齢者の立場から
○集会宣言採択
○団結ガンバロー
*先着500名には、「3.8国際女性デー」記念のパンをプレゼントします!
☆「3.8国際女性デー」は女性の尊厳・人権の確保を表す「バラ」と賃金・労働条件の向上を表す「パン」がシンボルとなっています。
日 程:3月7日(金)18:00〜19:00
場 所:大阪府内22ヵ所 (阪急ナビオ前・難波高島屋前・淀屋橋・心斎橋・JR天満・JR桜ノ宮・JR京橋・JR大阪城公園・JR森之宮・JR玉造・JR鶴橋・JR桃谷・JR寺田町・JR天王寺・JR新今宮・JR今宮・JR芦原橋・JR大正・JR弁天町・JR西九条・JR野田・JR福島)
規 模:300人
行 動:春季生活闘争の課題を街頭で訴え、春季生活闘争のチラシ等の配布をします。
日 時:3月7日(金) 17:00〜
場 所:京阪/地下鉄
内 容:○連合大阪女性委員会のメンバーによるリレースピーチ
○「国際女性デー」のシンボルであるバラの花1000本を配布し、職場の環境整備や均等待遇などについて広くアピールします。
集会アピール(案)
2008春季生活闘争は、いよいよ最大のヤマ場を迎える。
労働分配率は5年連続、平均賃金は9年連続して低下し続けるという異常な状況が続いている。直近では物価も上昇し、我々の生活を圧迫している。2008春季生活闘争は、その状況を打開し分配を反転させる重要な闘いである。
第1に、労働分配率を反転することである。
積極的な賃金改善に取り組み、賃金カーブ維持分を確保したうえで、ベースアップや時給の引き上げ、賃金カーブの是正、低賃金層の底上げなどを実現しよう。
第2に、格差是正と均等待遇を実現することである。
連合大阪中小共闘は7,000円以上の要求の実現で賃金水準の改善をめざす。また、連合大阪パート共闘は時給1,000円および25円の引き上げの獲得と均等待遇や正社員への転換制度の実現をめざす。
第3に、働き方改革でワーク・ライフ・バランスを推進することである。
仕事と生活の調和、働き方の見直し、時短を進めるとともに、恒常的な時間外労働を削減するため、時間外割増率50%、休日100%をめざし、その第一歩として割増共闘の強化によって要求の実現をはかろう。
第4に、格差社会から脱却するため、最低賃金を引き上げることである。
すべての労働者が「生活できる賃金」を確保するため、連合大阪リビングウエィジ額である870円以上の額で企業内最低賃金の協定化を促進し、法定最低賃金の水準アップにつなげよう。
第5に、政策・制度要求の実現である。
道路特定財源の暫定税率廃止や政管健保の国庫負担削減阻止をはじめとする春の政策・制度実現に向け取り組もう。
連合・産別・単組がその役割と責任を自覚し、納得できる回答を引き出す闘いを進め、その成果を未組織労働者の賃金・労働条件への波及と、春の政策・制度実現に向けともに頑張ろう。
連合大阪は、大阪で働くすべての労働者に2008春季生活闘争への参加と連帯を呼びかけ、最後まで闘い抜くことを宣言する。
2008年3月7日
2008連合大阪春季生活闘争 総決起集会