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2007年11月1日更新

連合大阪第13回定期大会

「ともに働き暮らす社会」に向けて

川口会長(電力総連)、脇本事務局長(日教組)などを選出

 連合大阪は10月26日、大阪市内で第13回定期大会を開き、向こう2年間の運動方針などについて満場一致決定するとともに、新会長には川口清一氏(電力総連)を選任するなど新体制を確立した。本大会には、代議員、来賓など約450人が参加した。

 大会は森本副会長(JAM)が開会あいさつ、議長団に後藤代議員(日教組)、羽野代議員(JR連合)を選出し議事を進めた。

大会では、新しい運動方針を確立し、全員で団結がんばろうを行った大会では、新しい運動方針を確立し、全員で団結がんばろうを行った

 開会のあいさつの中で伊東会長は「この2年間、働く者の立場で労働運動の強化に努めていただいたすべて皆さんにお礼を述べたい」とした上で、「労働運動とは、人間の尊厳を守る運動の原点である『フィラデルフィア宣言』をしっかりと踏まえた運動方針の具現化する。そして成果を挙げることこそで、すべての働く者の共感を呼ぶ労働団体・労働組合の存在となる。そのことが世論の高まりへと波及し、現在、訪れている政権交代・政策実現などの大きなチャンスを手にすることにつながるものだと確信している。そこで、それぞれの立場でそれぞれの運動を再度問い直してほしい」と訴えた。さらに、「連合大阪が2年後に堂々と20周年を迎えられる、強い組織になってほしい。新体制がロケットスタートをきれるように皆さんの最大の結集をお願いしたい」と力強く呼びかけた。

本大会で就任した川口新会長本大会で就任した川口新会長

 その後、山口連合副事務局長や平野民主党大阪府連代表、桑島大阪労働局長、倉田大阪府市長会代表(池田市長)、太田大阪府知事(太田知事は午後の部で)、などから来賓のあいさつを受けた。

 午後からは、2年間の活動記録をまとめたビデオを放映後、第18年度活動経過報告、同会計報告、同会計監査報告について満場一致で承認をした。議案審議で、「第19・20年度運動方針」では3人の代議員からの質問、補強意見についての質疑を経て全体で決定、「連合大阪緊急災害支援ボランティアネットワーク設置」など計9つの議案、大会宣言についても満場一致で確認した。役員は会長に川口清一氏(電力総連)、事務局長に脇本ちよみ氏(日教組)をそれぞれ選任。新旧役員あいさつと高田副会長(基幹労連)の閉会あいさつの後、最後に川口新会長の発声で団結ガンバローを三唱、「すべての働く者の連帯で、ともに働き暮らす社会をつくろう」のスローガンのもと連合大阪が新たな船出をした。

 また終了後は「大阪市長選挙勝利連合大阪決起集会」を開き、推薦する「平松邦夫(ひらまつ くにお)」候補(予定)の必勝を全員で誓い合った。

必勝を誓い合った、大阪市長選挙決起集会のようす必勝を誓い合った、大阪市長選挙決起集会のようす