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2007年8月31日更新

改正均等法の職場定着を

2007男女共生集会を開く
2007男女雇用平等月間「標語・川柳」優秀作品表彰式2007男女雇用平等月間「標語・川柳」優秀作品表彰式
パネラーから、各組織での取り組みが報告されたパネラーから、各組織での取り組みが報告された。

 連合大阪は8月23日、「2007連合大阪男女共生集会」を開いた。集会の前半では、6月の男女雇用平等月間に向けて募集した「標語・川柳」の表彰式が行われ、応募総数375作品から選ばれた最優秀賞1作品、優秀賞3作品、入賞5作品の表彰が行われた。最優秀作品は、吹田市教職員組合の大西智子さんの作品「育休で パパもチャレンジ 公園デビュー」が受賞した。最優秀作品は今後1年間、連合大阪の男女平等推進標語として活用される。

 後半に行われたパネルディスカッションでは、本年4月に施行された「改正男女雇用機会均等法」を職場にいかに反映させていくかということをテーマとして討議が行われた。大阪労働局雇用均等室の小田江理子さん(地方機会均等指導官)が今回の改正ポイントについて説明した後、構成組織での取り組みを佐藤晶子さん(電機連合大阪地協 常任幹事・男女平等政策部リーダー)が、単組の取り組みを張 貞華さん(近畿労働金庫労働組合執行委員長)が、それぞれの組織で行った職場点検活動や労使協議などについて報告を行った。

 コーディネーターの脇本連合大阪事務局長は、間接差別のように見えにくくなっている男女間や雇用形態間の差を見逃すことなく実態把握し、各職場で課題整理と取り組み方針の策定を行い改善につなげることが重要であると訴えた。さらに、男女雇用平等の取り組みから、ILO(国際労働機関)が提唱するディーセント・ワーク(権利が保障された生産的で人間らしい仕事)が実現される運動につなげていきたいと、パネルディスカッションを締めくくった。

集会には136人が参加した。集会には136人が参加した。

最優秀賞

育休で パパもチャレンジ 公園デビュー

大西 智子さん〔日教組・吹田市教職員組合〕

優秀賞

男の仕事 女の仕事 誰が決めたのそんな事

沢野 祥弘さん〔都市交・大阪交通労働組合〕

女性力(じょせいりょく) 活かした職場に 未来あり

浅野 慶樹さん〔フード連合・近畿コカ・コーラグループユニオン〕

働きがい 男も女も ちがいなし

篠原 浩さん〔電機連合・電機連合大阪地方協議会〕

入 賞

誰にでも 同じチャンスと 待遇を!

坂東 由二郎さん〔都市交・大阪交通労働組合〕

そのスキル 活かそう伸ばそう 機会は均等

一柳 健治さん〔電機連合・松下労連モータ労働組合〕

僕と君 共に働き 共に家事

松本 栄司さん〔電力総連・関電システムソリーションズ労働組合〕

歩み寄る 男女の意識が 世を変える

上月 賢二さん〔情報労連・NTT労働組合〕

ゆとり・気配り・思いやり あれば無くなるハラスメント

村田 美幸さん〔電機連合・松下電池工業労働組合〕