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2006年10月29日更新

古都奈良の秋を満喫

ハイキングに934人が参加
元気に歩く参加者の皆さん元気に歩く参加者の皆さん

 連合近畿地方ブロック高齢・退職者連絡会は10月25日、奈良公園県庁前広場に近畿一円より934人が参加してハイキングを行った。

 まず午前10時に集合して集会を開き、主催者を代表して岡副(おかぞえ)代表幹事は「引きこもりをなくし、秋の紅葉の始まった古都奈良を満喫し、高齢者の生きがいのハイキングを楽しもう。来年はぜひ兵庫でお合いしよう」とあいさつした。

 その後、東大寺大仏殿・三月堂・正倉院など隣神社仏閣、近隣施設を拝観や見学しながらの約6キロメートル、約1万歩を午後3時頃まで散策した。参加者の中には、修学旅行に来ている孫のような小・中学生に話かけたり、センベイを配りながら鹿とシッカリ遊びたわむれたりした方もいた。

 担当の連合奈良の現職の皆さんや高退協のボランティア40人とコースの要所で道案内や介護のサービスのお世話、また看護師の救護班設置など行き届いた気配りとサービスで、参加者は大満足、近畿労働金庫と全労済の共同で参加者全員に想い出に残る目覚まし時計付の懐中電灯・ランプをプレゼントされ一同大喜びをした。

 和歌山から158人の仲間とバス4台で参加した82才の女性は「佳い冥土の土産ができました。来年ももっと冥土の土産を造りたい」と感激ひとしおの一日であたった。