第12回 グランプリ入賞作品
第12回連合大阪写真グランプリのグランプリ入賞作品です。
グランプリ作品
『タックル』
重原 信彦(電機連合 松下電工労働組合OB)
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講 評
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受賞おめでとうございます。
動きといい、バックのボケ具合といいすばらしい写真です。スポーツ写真は、一瞬のことですから、その場にいた人間しかわからないことが多いのですが、カメラアングルの高低を利用するのも一つの方法です。例えば、この作品をもっと低い、地面スレスレで狙うなどのチャレンジもして下さい。 一層、腕が上がると思います。この作品をもう一度プリントする時は、少々アンダーぎみかコントラストを強調してみて下さい。
スキッとした作品になります。
[評者・藪井 壽男]
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準グランプリ作品
『どこ行くの?ボクもつれてってよ。』
森 考司(UIゼンセン同盟 武田薬品労働組合)
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講 評
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スクーターがVespa製なのでイタリアで写したのでしょうか、いいタイミングで写されています。坂道をスクーターが上がって来たら子供がアイスクリームを食べながら道の中央に出てきたので「アブナイ」よ、と言っている、そんな信頼し合った大人と子供が目線で会話している様な作品になっています。(タイトルは「アブナイ」よ)くらいでいいのでは)
[評者・笠木 照行]
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『棚田の風景』
久保 近義(JAM クボタ堺労働組合OB)
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講 評
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準グランプリ賞、おめでとうございます。
車で少し走れば日本の何処ででも見られそうな日本の原風景を深呼吸したくなるような空気感の漂う作品に仕上げられた久保さんのこの作品に対する熱意が伝わってきます。この季節、この時間帯を狙って、風景の中にさりげなく農夫を配し、背景には幾重にも連なる山々を上手く取り入れた画面構成が素晴らしいですね。
[評者・坂東 澄子]
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連合大阪会長賞
『燻銀(いぶしぎん)』
前田 巌(JAM ダイキン工業労働組合)
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講 評
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日本経済のDNA(重要な)である「モノづくり」の現場を鋭く切り取っている。
アングル的にも真剣な表情と何よりも腕の筋肉が働く者の真剣さを表現している。「モノづくり」の重要性が伝わってくる作品である。
[評者・伊東 文生]
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