第10回 ジャンル賞入賞作品
第10回連合大阪写真グランプリのジャンル賞入賞作品です。各ジャンルから1点、計10点の入賞です。
「生物」ジャンル賞
『生きる』
岡林 直寛(自治労 八尾市現業労組)
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講 評
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ジャンル賞おめでとうございます。
可愛い白い犬が一斉にカメラポーズで不思議な作品になりました。ライティング(自然の照明)もしっとりとしていて犬のハイライト(白い部分)が大変きれいです。気持ちがいやされる作品です。次回も応募して下さい。
[評者・藪井 壽男]
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「風景」ジャンル賞
『夕 焼』
松本 栄治(電機連合 松下電器産業労組OB)
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講 評
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ジャンル賞おめでとうございます。
映画のワンシーンのようですね。夕焼け雲と、シルエットの二人の対比が面白いです。刻々と移り変わる夕焼け空の下を今日一日の出来事を語り合いながら家路を急ぐ兄弟でしょうか?風景の中に人物が入ることで物語ができ、色々と想像の出来る作品になっています。人物が風景の邪魔にならずポイントとして画面を引き締める役をしているのがいいですね。
[評者・坂東 澄子]
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「花・植物」ジャンル賞
『白衣の天使』
岡本 直樹(電力総連 関西電気保安協会労組)
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講 評
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9月にこの花が咲き始めると写真愛好者は心引かれて写しに出掛けます。
ただ毎年写していると同じパターンになりがちですが、この写真は暗いバックを選んで花を際立たせ、ひがん花の魅力を光とフィルター効果で花のイメージを出し、見る人に感動を与え香りを感じさせてくれる作品になりました。
[評者・笠木 照行]
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「スポーツ」ジャンル賞
『駆ける』
生田 守(電機連合 三洋電機労組)
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講 評
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ジャンル賞おめでとうございます。
三枚の組写真の内の真ん中作品は「駆ける」よりも「戦い」のようです。徹底した動きの描写はすごい。次回も期待しています。
[評者・藪井 壽男]
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「祭り」ジャンル賞
『華 舞』
大久保 博司(都市交 大阪交通労組)
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講 評
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ジャンル賞おめでとうございます。
良い被写体を見つけられましたね。良い表情をシャッターチャンスで捉えられた所や、画面構成等は、大久保さんの被写体に対する熱意と、力量がひしひしと感じられる作品です。画面の端に踊子の手を入れられたことで、作品にぐんと深みが出て来ました。囃子の音や熱気、観衆のざわめき等、祭りの様子が伝わってくるインパクトの強い作品に仕上がっています。
[評者・坂東 澄子]
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「人物」ジャンル賞
『私の花畑』
坂梨 利廣(電機連合 富士通労組)
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講 評
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ライティング、主役、構図云々と言った拘りの写真もいいのですが生活感溢れる写真もいいものです。ここに写っている女性の手を見ると汚れています。毎日欠かさず花の手入れをしているのでしょう。今朝も手掛け育てた花が一面に咲きほこる前で満面の笑みで喜んでいる姿を演出もしない自然の仕種を朝の柔らかい光の中で素直に写した所に好感がもてます。後方の家も木もローカル的です、都会に出ている人がこの写真を見て遠望すると故郷が懐かしく思われるのではないでしょうか。
[評者・笠木 照行]
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「建築」ジャンル賞
『レインジャー隊』
鎌苅 光夫(UIゼンセン同盟 前田製菓労組)
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講 評
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ジャンル賞おめでとうございます。動きを影で表現するという単純明快な作品です。
[評者・藪井 壽男]
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「乗物」ジャンル賞
『夕日を浴びて』 中村 一彦(全郵政)
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講 評
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ジャンル賞おめでとうございます。素晴らしい光景ですね。
この作品は、もくもくと噴出す煙りが蒸気機関車の力強さを強調して、頼もしく、憧れにと、見る人の気持ちを変えさせていく、作者の写真の力量だけではなく蒸気機関車に対する思い入れが見る人に伝わって来る作品です。淡いオレンジ色の斜光が画面の雰囲気を作り、力強さの中にロマンを感じさせる奥の深い作品に仕上がっています。
[評者・坂東 澄子]
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「デジカメ」ジャンル賞
『連』
竹中 保(都市交 大阪交通労組OB)
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講 評
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ジャンル賞おめでとうございます。
ぬいぐるみの熊さん?と子どもの早い動作を的確にとらえています。少し背景がゴタゴタしていますが、前景も負けてはいません。欲を言えば、絞り優先で(F4.5ぐらい)撮影すると、背景が少しボケて、一層引き締まった作品になったのでは!
次回も期待しています。
[評者・藪井 壽男]
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「職場・組合」ジャンル賞
『ビア・パーティー1』
伊東 満明(JEC連合 日本ペイント労組)
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講 評
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終業後、会社の食堂で行われるビアパーティーは、工場に勤めている人には一つの楽しみでもあります。退職された方がこの写真を見た時は懐かしさを感じるのではないでしょうか。忙しかった今日一日、そして暑かった職場から解放されて飲むビールは格別の美味しさでしょうね。
写真は、今日の仕事の事、趣味、家庭の話しと話題は尽きない和気あいあいとした会話が聞こえて来そうな雰囲気が感じられる作品になりました。厳しい社会情勢ですから尚更、中身はささやかでも、こうした日頃の疲れを癒す場とコミュニケーションは、いつまでも残し続けて欲しいものです。
[評者・笠木 照行]
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