連合大阪が、毎年夏休みに開催している「Kids職場見学会」を、今年も7月25日、8月17日、23日に行った。これは、「若者の職業観の醸成」や「次世代育成」を目的として行っており、連合大阪の労働教育活動の取り組みのひとつ。
今年度も、連合大阪の構成組織の協力を得て、阪急電鉄正雀工場(私鉄総連)、近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店(UAゼンセン)、新大阪郵便局(JP労組)に、小学校3年生から6年生までの43人が訪れた(保護者の参加は38人)。
それぞれの見学先では、その職場で働く人たちがどんな業務を行っているのか、気を付けていること、難しいことなどについて説明を受けながら、事業場内を見学した。また、実際の仕事の体験なども行いながら、子どもたちは「はたらく」ことについて学んだ。
*8月7日に実施を予定していたパナソニックサイクルテックへの見学会は、台風による警報発令のため、中止となった。
阪急電鉄 正雀工場
工場の中で電車の塗装作業についての説明をうける子どもたち。広い工場の中にたくさんの車両が並び、検査・修繕の作業などについて学んだ。(7/25阪急電鉄正雀工場)
車両の中に乗り込み、内側から車両の洗車作業を体験しながら写真撮影などもする子どもたち。洗車後の車両はピカピカに!(7/25阪急電鉄正雀工場)
近鉄百貨店 あべのハルカス近鉄本店
近鉄百貨店内の見学後、ラッピング作業について教えてもらいながら実習。どうすればきれいに包めるのか? そのコツを学んだ。(8/17近鉄百貨店あべのハルカス本店)
お客様へのお辞儀の仕方を実習する子どもたち。お辞儀の角度やポイントなどを丁寧に教えてもらう。(8/17近鉄百貨店あべのハルカス本店)
新大阪郵便局
郵便物を配送する大型トラックの荷台に載る子どもたち。トラックの大きさから郵便物の多さを実感するとともに、トラックの機能にもびっくり!(8/23新大阪郵便局)
郵便局の広い構内で、小包の発送作業を体験する子どもたち。子どもたちがベルトコンベアーに載せた小包は、参加した子どもたちの自宅に届けられる。(8/23新大阪郵便局)