連合大阪が、毎年夏休みに開催している「Kids職場見学会」を、今年も7月27日、8月11日、24日、29日の4日間行った。これは、「若者の職業観の醸成」や「次世代育成」を目的として開催しており、連合大阪の労働教育活動の一環の取り組み。
今回の実施コースは、スーパーマーケットのイズミヤ千里丘店(協力:UAゼンセン)、関西職業能力開発促進センター〔ポリテクセンター関西〕(協力:政労連)、大阪税関(協力:税関労組)、NHK大阪放送会館(協力:NHK労連)の4コースで、小学校3年生から6年生までの59人が参加した。
各見学先では、現場で働く人たちから仕事や職場の説明を受け、事業場内を見学。さらに、職業体験として、実際の仕事を体験させてもらうなど、工夫を凝らしたプログラムで子どもたちは「はたらく」ことを学んだ。
イズミヤ千里丘店
スーパーマーケットのバックヤードに準備されている商品などを見学しながら、店頭での業務などの説明を受ける子どもたち(7/27イズミヤ千里丘店)
子どもたちは、研修用の部屋でレジの使用方法の説明を受け、練習した後、実際の店舗内のレジで商品計算を行った。(7/27イズミヤ千里丘店)
ポリテクセンター関西
ソーラーカーの制作に励む子どもたち。完成後は、光を当てて走行試験も行った。(8/11ポリテクセンター関西)
アルミを旋盤で成形しながらコマの制作を行う子どもたち。コマをタオルで磨いて仕上がりを確認する(8/11ポリテクセンター関西)
大阪税関
模擬的に準備された旅行カバンの中から、不審物などを探す子どもたち。ドラッグに見立てた白い粉などを探し出した。(8/24大阪税関)
ドラッグのにおいを含ませたバッグを探し出す、麻薬探知犬のデモンストレーションに子どもたちも参加(8/24大阪税関)
NHK大阪放送会館
スタジオに見立てたセットでキャスター体験。前方画面上に映し出されるニュースを子どもたちが読み上げた(8/29NHK大阪放送会館)
撮影に使用するカメラの使い方などの説明を受ける子どもたち。中継車の中も見学した。(8/29NHK大阪放送会館)