連合大阪は、大阪地方最低賃金審議会のヤマ場を目前に控えた8月2日、「8.2 最低賃金引き上げアピール行動」を天神橋筋商店街で行った。この行動には、山﨑連合大阪会長、今宮最低賃金委員会委員長をはじめ、最低賃金委員会、大阪市地域協議会、審議会委員のメンバーなど約50人が参加した。
街頭アピールでは、中央最低賃金審議会で示された大阪の目安額25円以上の大幅な引き上げをめざして、引き上げの必要性や審議状況をリレートークで訴え、誰もが1000円以上を求めた “うちわやチラシ” を商店街を行きかう人々へ配布した。
また、「生活に必要な最低賃金は?」をテーマに水準アンケートを行った結果、224人中183人(81.7%)が1000円以上を求める回答を寄せた。また、今年は商店街店主への突撃アンケートも行い、23人中21人の店主が900円以上(91.3%)と回答。最低賃金の引き上げに一定の理解を示した結果となった。
最低賃金の審議は、8月4日に開かれた大阪地方最低賃金審議会・第5回地域専門部会で、2016年(平成28年)の大阪府最低賃金を『現行858円にプラス25円の883円』とする公益委員見解が示され、全会一致で賛成が確認された。
また、8月5日の大阪地方最低賃金審議会・第318回総会で専門部会の審議結果が報告され、改正決定について答申がなされた。最終的には、大阪地方最低賃金審議会・第319回総会(8月23日)で異議審を経て決定される予定。
時間額: | 883円(引き上げ額+25円・率2.91%) |
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発効日(予定): | 法定どおり(2016年10月1日予定) |
その他(採決): | 公益・労働者側・使用者側賛成(全会一致) |