連合大阪は3月30日、大阪南地域協議会とともに、「クラシノソコアゲ応援団! 2016 RENGOキャンペーン」の「連合大阪クラシノソコアゲ “出張” 応援団」として、南海堺東駅頭で「まちかどアンケート」を行った。これは、「働くこと」や「くらし」に関する悩みや心配事など、生の声を集約するために行ったもの。
行動には32人が参加。街宣車から、「クラシノソコアゲ応援団! 2016 RENGOキャンペーン」の趣旨や、労働者保護法の改悪の動きなど訴え、連合大阪運動への支援とアンケートへの協力を呼びかけた。
「まちかどアンケート」の設問内容は以下の4つ。
15:30からの2時間で173人がアンケートに協力し、回答をよせた。設問①、③、④は、80%以上の人が「暮らしは良くなっていない」「老後や子育てに不安がある」「働く人が主役になっていない」と回答。設問②は、60%を超える人が「報われていない、どちらともいえない」と回答した。
また、4月5日にはJR住道駅近くで、北河内地域協議会とともに、第2弾の「まちかどアンケート」を実施。この日は153人が回答し、「アベノミクスで暮らしは良くなっていない」「老後や子育てに不安がある」「今の政策は働く人が主役になっていない」との回答がほぼ80%となり、アベノミクスでは市民が暮らしの豊かさを実感できていない実態が明らかとなった。
この日は、「まちかどアンケート」に引き続きJR住道駅で「連合大阪の日」街頭行動を、JR連合、基幹労連、北河内地域協議会とともに約40人で行い、労働者保護ルールの改悪となる「解雇の金銭解決制度」や「高度プロフェッショナル制度」について、怒りの声を上げた。
連合・連合大阪は、真面目に働く人が報われ、真に社会の主役となれるよう「クラシノソコアゲ応援団! 2016 RENGOキャンペーン」運動を7月まで展開していく。