10月23日、連合大阪は第17回定期大会を弁天町のホテル大阪ベイタワーで開き、向こう2年間の運動方針を決定した。
まず、あいさつに立った山﨑連合大阪会長は「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて次の課題を提起した。一つは労働者保護ルールの改悪をはじめとした「働く」ことを脅かす不条理に対峙すること、次に維新政治が引き起こした大阪行政の停滞と混乱に歯止めを掛けるため大阪府知事・大阪市長ダブル選挙の必勝に向け取り組むこと。そして具体的課題として2016春季生活闘争、女性の活躍推進、組織拡大などの取り組みに結集することを訴えた。
また、大会に駆けつけた府知事予定候補者の栗原貴子さん、大阪市長予定候補者の柳本顕さんに山﨑会長から推薦状が手渡され、両予定候補者はそれぞれ闘いへの決意を表明した。
午後からは、第26年度の活動経過報告、決算報告が承認されたあと、第27・28年度運動方針および役員体制が提起され、満場一致のもと確立、確認された。
さらに、大会スローガン・大会宣言に加え、大阪ダブル選挙の勝利に向けた特別決議も採択した。最後に、山﨑会長の発声のもと、会場全体で団結ガンバローを三唱、新年度のスタートを切った。
第17回定期大会スローガン
「ストップ・ザ・格差社会! すべての働く者を連合の輪へ 『安心社会』を切り拓こう!」