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3月8日「国際女性デー」
ジェンダー平等・均等待遇の実現を

世界の女性と共に/3月8日は国際女性デー

 3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」です。連合大阪も、春季生活闘争に「3.8国際女性デー行動」を位置づけ、雇用におけるジェンダー平等と均等待遇の実現をめざした取り組みを行っています。

 2020春季生活闘争では、①男女別の賃金実態の把握と男女間賃金格差の是正、②ドメスティック・バイオレンスを含むあらゆるハラスメント・暴力の根絶と差別禁止、③仕事と生活の調和をはかるため、すべての労働者が両立支援制度を利用できる環境整備などに、各労働組合で積極的に取り組んでいきましょう!

連合大阪 3・8国際女性デー アピール
すべての分野に女性参画を

 なぜ、女性は男性よりも賃金が低いのか。なぜ、女性の管理職が少ないのか、議員が少ないのか。女性自身があきらめている?いや、あきらめざるを得ない環境になっているのでは・・・。

 3月8日は、国際女性デー。今から160年以上前、ニューヨークで起きた工場火災で多くの女性が亡くなり、低賃金・長時間労働に抗議する集会が開かれた3月8日が起源です。国連において、この日は、「女性の権利と平等のために闘う記念日」としています。

 今年、2020年までに、政府は社会のあらゆる分野において、指導的地位にある女性の割合を少なくとも30%程度とする目標を掲げています。みなさんの職場では、どうですか。

 一人ひとりが意識し、行動すること。他人任せにしないこと。自分には関係ないことだと思わないこと。すべての人が性別に関係なく、人権が保障され、平等に安心して働くことができる社会をみんなでつくっていきましょう。

連合大阪 副会長/女性委員会委員長 古川定子

「国際女性デー」の起源
 1857年アメリカのニューヨークにある被服工場で火災が発生し、そこで働いていた多くの女性労働者たちが亡くなったことに端を発し、低賃金・長時間労働に対する抗議をする集会が3月8日に開かれたことが始まりといわれています。
  その後、1908年3月8日に、賃金の引き上げ、長時間労働の短縮、参政権を求めてデモを行った。デモを行った女性たちが手にしていたのは、パン(生活できる賃金改善)とバラ(尊厳ある労働条件改善)。
  国連では、1975年3月8日以来、この日を「国際女性デー」と定め、「女性の団結・共同行動により女性たちが平等と尊厳を得られることを自覚する日」として世界的な行動デーとなりました。

連合大阪では、毎年3月8日に「3.8国際女性デー街頭行動」を行い、働く女性の課題をアピールするとともに、国際女性デーのシンボルであるバラの花とチラシを道行く人に配布しています。2020年は「新型コロナウイルス感染症」の感染予防、拡大防止のため、ホームページでのアピールとしました。