2015年10月16日
(第24回執行委員会)
連合大阪 会長 山﨑 弦一
日頃のご支援に感謝します。さて、本日は、第9号議案で、大阪ダブル選挙への対応について提起をさせていただきます。
対立と排除という維新政治から決別し、大阪の再生、創生へ向けての第1歩とすべく、反維新の運動を進めていくという1点に結集をお願いしたいと思います。
この件については、後ほど、議案提起の前段で、あらためて所見を申し上げますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
さて、話ががらっと変わりますが、9月28日から、NHKの連続テレビ小説、「あさが来た」が始まりました。ご覧になっている方も多いと思いますが、明治を代表する女性実業家であり、豪気・英明な天性から「一代の女傑」と称えられた広岡浅子氏の物語です。
広岡浅子氏は、炭鉱経営、銀行経営、そして大同生命の操業にも参画され、日本女子大学の設立にも尽力された人物として知られています。
幕末の動乱期と、日本の近代化へのうねりの中で、女性実業家が育っていくストーリーは、女性活躍推進が求められている現在の時代背景とも相まって、大変面白いとドラマだと思って時々観ております。
女性蔑視が当然だった時代に、「おなごでも自分の道を決める権利がある」「学問することがなぜ禁じられるのか、おなごもした方が良いこともたくさんある」などのセリフは痛快です。ドラマの中で、あさは「なぜ」というのを度々禁じられますが、「なぜ」で有名なのが、かの発明王エジソンです。子どもの「なぜ」という問いかけを、いかに大切にしていくかということが、子どもの成長に極めて重要だということを再認識させられる場面でもあった。
「よう考えてな。ようよう考えて進んだ道には、必ず新しい朝がくる。その道を信じて進んだらええのや」というあさの夫、進次郎のセリフがあるが、勇気を与えられる言葉だと思います。放送時間帯からして、毎日見ることはできませんが、娯楽番組として楽しくみるとともに、時にはエネルギーを、そして話のネタを与えてくれる番組として紹介してあいさつに代えます。