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2008年12月2日更新

今が“旬” 『河内地域協議会』

官民・男女の視点で新しい運動を創造

 今回の「今が“旬”」では、第2回地域委員会を経て、新年度の役員体制の中で、連合大阪初の女性地域協事務局長を迎えた河内地域協議会を取材した。

◇  ◇  ◇

—— 地域協議会で初の女性事務局長が河内地域協議会から誕生しました。新年度の役員体制決定の経過は?

【中谷】 河内地域協議会では、三役(議長・議長代行・事務局長)のポストを3地区(東大阪・八尾柏原・南河内)からそれぞれ就任してもらい、役割分担をしています。今回、八尾柏原地区から新しく三役を担う人を選出してもらうことになり、地区で議長代行を務めていた大星さんにお願いすることになりました。その際には、連合大阪の女性参画行動計画があったことも影響しています。

【大星】 2003年4月から八尾市教職員組合の委員長を務めています。八尾教組の女性委員長は私で2人目。初代委員長の勇気ある決断があったからこそ女性委員長が誕生したのですが、当時の執行部が女性参画の重要性を認識し、「支えるからやってみろ」と彼女の背中を押したことも大きな力になったのだろうと思います。女性委員長のレールを敷いてくれたことで、私は比較的容易に委員長に就く決心ができました。

 今回、地域協議会事務局長の話があった時は、「わたしにできるだろうか?」と、ためらいましたが、非常に光栄なことなので前向きに受け止めることにしました。引き受けた後で、私が地域協の初代女性事務局長になることを知って驚きましたが、新しいレールを敷けばきっと誰かが続いてくれるだろうと期待を込めて、事務局長就任を受けました。

【中谷】 連合という立場からも地域の議長・事務局長のポストは民間と官公労が担うということが理想だと思います。大星さんは教職員組合出身であり、私は民間出身なので官民双方の視点が持てると思います。特に橋下知事は教育問題について発言もしているので、その点についても理解を深めていきたいです。

—— 新年度に新たに取り組みたいことは何ですか?

【中谷】 これまでの幹事会では地域としての提案事項だけを議論してきましたが、新年度からは地域協議会に参画している各産別や単組の身近な問題などを話し合える場を持ちたいと思っています。目新しいことではないですが、そういう場を持つことで、みんながもっと親しく、分かり合えるようにしていきたいと思っています。

【大星】 特に私は教職員組合出身なので、民間の状況をあまり知らないということもあります。幹事会でお互いの交流をして、それぞれの組織の課題を話し合い、学びあえる関係を作っていければと思います。

—— 河内地域の特性を踏まえた運動と、今年、特に力を入れたいことは何ですか?

【中谷】 河内地域は面積が広いということもあり、各行政区の議員との日ごろの連携がないとうまく進みません。選挙はもちろん、地域協議会の行動にも協力してもらう関係性を大事にしています。政策制度要請の際も、事前に議員との懇談をしていく中で密に連携がとれるようになってきています。

【大星】 自治体数の多い南河内地区を除き、今年は各自治体の市長と個別に懇談をしました。形式的なものではなく、ひざを交えながら地域の課題について具体的な提案することができ、市長も丁寧に答弁をしてくれました。こういった取り組みも地域にアピールしていきたいです。

【中谷】 今年、最も力を入れたいのはやはり衆議院選挙ですね。河内地域協議会のエリアから民主党公認の国会議員を誕生させたいです。それと女性事務局長の誕生を広くアピールしたいですね!

—— 連合大阪への要望は?

【中谷】 デモなどの目に見える行動を大きな器で集めてもう少しやってもいいのでは?マスコミをうまく使い、連合の主張を取り上げてもらえるようにしてほしいです。それから、やはり連合に結集する産別は、地域活動にもぜひ参画してほしいと思っています。連合大阪として産別に、地域活動への参加と理解を求めていく。産別が動くことで地域活動もさらに活性化すると思います。

【大星】 今、若い層の組合離れが深刻です。特に公務員組織はユニオンショップ協定をもたないので、その傾向が顕著に現れています。若い層の人たちが何を望んでいるのかをつかみ、労働組合活動の重要性を理解してもらえるようなアプローチを、連合大阪としても一緒に取り組んでほしいと思います。(取材・文責:松井千穂)


■連合大阪 河内地域協議会
■〒579−8058 東大阪市神田町10−14
■TEL/FAX072−987−8787
■議  長 中谷 広孝(JAM近畿車輛労働組合 執行委員長) 事務局長 大星なるみ(八尾市教職員組合 執行委員長)