「労働者の団結・主張の場」と「働く仲間の祭典」である「第93回大阪地方メーデー」は、
5月1日に大阪城公園・太陽の広場で開催します。
今年は日曜日の開催となるため、模擬店や子ども向け遊具など
ファミリーイベントも企画をしてきました。
しかし、新型コロナウイルス感染対策もあり、参加要請を縮小しているため、
会場でのイベントは見送りますが、
「お楽しみ抽選会」を実施します。
私たちはメーデーの歴史を振り返り、今こそ連帯する事の重要性を改めて確認する必要があります。
5月1日はメーデーです!
一日も早く、新型コロナウイルスを収束させ、
連合大阪第33・34年度運動方針のスローガンである
「平和 幸せ 道ひらく ~安心社会へ新たなチャレンジ~」
を基軸に、
労働者の地位や労働条件の向上、人権・労働基本権の確立、民主主義の発展、
恒久平和の希求に貢献することをめざそう。
2022年5月1日(日)の式典終了から5月5日(木・祝)の17時までご応募いただけます。
お楽しみ抽選会の詳細はコチラからご確認ください。
メーデーは1886年5月1日に米国の労働者が8時間労働日を求めてゼネストに立ち上がったのを起源とします。当時、米国の労働者は低賃金と長時間労働に苦しめられ、労働時間の短縮は切実な要求でした。第1回国際メーデーは1890年にスタートしました。
日本では、1920年5月2日に第1回メーデーが東京・上野公園で開かれました。しかし治安維持法の下で労働運動は弾圧され、日本が次第に戦争への道に進む中で、1936年に起きた「2.26事件」を契機にメーデーは禁止されました。
第二次世界大戦後、メーデーは労働組合の復活とともに再び開かれ、わが国の労働者の地位や労働条件の向上、権利拡大をはじめ、人権・労働基本権の確立、民主主義の発展、世界の恒久平和に深く貢献し、その役割を果たしています。
大阪でのメーデーは、1921年に中之島で開かれてから、101年目となります。
私たちはメーデーの意義を重んじ、すべての働く仲間が団結・連帯することの重要性を訴えるとともに、未来に向けて新たな第一歩を大きく踏み出すメーデーにしたいと思います。
連合・連合大阪は、
5月1日メーデーを
祝日にするよう求めています!
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第67回大阪地方メーデー(1996年5月1日)
大阪城公園・太陽の広場に約15万人の働く仲間が結集
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第82回大阪地方メーデー(2011年5月1日)
東日本大震災からの早期復興を願い、支援カンパ活動を展開
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第87回大阪地方メーデー(2016年5月1日)
バルーンアートやダンスで、子どもたちと盛り上げる
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第88回大阪地方メーデー・すべての働く者の
メーデー前夜祭(2017年4月28日)
クイズ形式で「働くルール」を学ぶ
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第91回大阪地方メーデー(2020年4月27日)
コロナ禍のため、東梅田駅のデジタル広告で「5月1日メーデー」を呼びかける
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第92回大阪地方メーデー(2021年5月1日)
大阪社会運動顕彰塔から、初のYoutube Liveによる生配信