1886年5月1日アメリカで、当時12~14時間労働が当然だった社会へ
〝8時間労働制〟を求めて約35万人の労働者が
ゼネラルストライキ(大規模で実施される労働争議)を行ったことが、メーデーの起源になりました。
このデモ行進が世界中の労働者達へと広まり、
翌1890年5月1日に第1回国際メーデーが多くの国で開催されるようになりました。
日本では1920年5月2日(日曜日)の上野公園で、約5,000人が参加したのが最初です。
大阪では、翌年の1921年5月1日(日)にはじめて開催され、今年は大阪地方メーデー100年の節目を迎えます。
現在のメーデーは、以後、労働者の地位や労働条件の向上など労働基本権の確立から
恒久平和の希求など広く人民の希求やその実現に貢献しながら、
家族や地域の皆さんにも楽しんでもらい、愛されるイベントとして定着しています。