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2011年7月11日更新

男女の視点でバランスよい職場環境を
2011連合大阪男女共生集会を開く

 連合大阪は6月29日、「2011連合大阪男女共生集会」を開いた。参加者は124人。

 集会では、男女雇用平等月間に向けて募集した「標語」の表彰式を行った。応募総数418作品のなかから選ばれた8人に対し、それぞれ表彰状と記念品が贈られた。

多くの組合役員が連合の男女平等推進の取り組みについて学んだ

多くの組合役員が連合の男女平等推進の取り組みについて学んだ

主催者あいさつをする岸本薫男女平等推進委員長(連合大阪副会長/電力総連)

主催者あいさつをする岸本薫男女平等推進委員長(連合大阪副会長/電力総連)

 続いて、連合の岡本直美会長代行より「政府の『第3次男女共同参画基本計画』と連合の男女平等参画の取り組み」について講演があった。男女間賃金格差の実態やその要因について説明があり、経営者より労働組合の女性の方が、“(男女間の賃金に)ほとんど差がない”と感じていることから、格差の実態に気付くことの重要性を説き、そこから労働条件を改善する大きなきっかけとなると語った。

 また、国の「第3次男女共同参画基本計画」では、男女共同参画会議に参画していることから会議の状況についても説明があり、成果目標を設定するなど、基本計画の策定までの経過やその内容について説明があった。

 連合が取り組んでいる「第三次男女平等参画推進計画」では、“運動方針に男女平等を明記する”や“女性役員を増やす”ことの重要性について、また“女性が組合で活躍するための10カ条”について説明があった。その中で、男性は女性に対して、「明確な目標を示し、最後までサポートする」「組織のルールを見直してみる」など、“女性がおかしいな?と思うことは組織のルールを一度見直してみる”、また女性が“できない”と言った時になぜ出来ないかを細かく聞き、出来る範囲で取り組みに関わってもらう、巻き込むことが大切と語った。最後に、「何らかの縁で組合活動に関わっていることを自分自身のチャンスと思って、これからも楽しく活動をしていってほしい」と集会参加者に熱いエールを送った。

男女共生集会で採択された集会アピール(PDF)

2011連合大阪 男女雇用平等月間「標語」

「思いやり あふれる社会に 格差なし」

太田 淳さん(電機連合 大阪地方協議会)

最優秀賞の表彰を受ける太田淳さん(電機連合大阪地方協議会)<左>

最優秀賞の表彰を受ける太田淳さん
(電機連合大阪地方協議会)<左>

国の情勢や連合の取り組みについて説明をする岡本直美連合会長代行(NHK労連)

国の情勢や連合の取り組みについて説明をする
岡本直美連合会長代行(NHK労連)