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共助、共生の精神でコミュニティの共創を

2015年8月24日 (第22回執行委員会)
連合大阪 会長 山﨑 弦一

 寝屋川市の事件で亡くなられたお二人のご冥福をお祈りします。容疑者が住んでいたマンションの前は、ウォーキングでよく通る道でもあり、自分が住んでいるすぐ近くで、このようなことが起こることに、改めて驚きました。地域における子どもの見守り、という観点からもコミュニティのあり方を考えて行くべきだろうと思います。

 おりしも、先週の土曜日8月22日に、大阪南地域協議会が主催する首長懇談会が、佐々木議長のご尽力により開催されました。私も参加させていただきましたが、9市4町の首長の皆さんからは、5人の代理の方も含めてではありますが、それぞれの行政区の課題やお取り組みについて報告があり、大変有意義な会になりました。

 早稲田大学の篠田教授は、常々、首長と直接会って話ができる、連合の強みをもっと生かすべきということを言われておりますが、まさに、そのベストプラクティスではないかと思います。それぞれの地域事情というものがありますが、ぜひ、参考にしていただければと思います。

 その場のあいさつで私が申し上げたことを紹介します。少子高齢化が進む中に置いては、社会のさまざまなステイクホルダー、たとえば私たち労働組合やNPO、NGO、あるいは経済団体などが、お互いの違いを認め合いながら、対等の立場で水平連携して、コミュニティのあり方や進むべき方向性を議論していくべきです。対立と排除の考え方からの転換が必要と思います。基本となる精神は、共助、そして共生です。そのことによるコミュニティの共創が求められています。

 最後に、11月のダブル選挙について。まだまだ流動的であり、確たることを報告できる状況にはありません。今後の状況に応じて、緊急の召集をかけさせていただくこともご理解いただき、政治センターの代表幹事会、幹事会で議論を頂いたうえで、その対応について確認していきたいと考えています。