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第13回 グランプリ入賞作品

 第13回連合大阪写真グランプリのグランプリ入賞作品です。

グランプリ作品

『氷結』 酒井智哉(大阪交通労組・家族)
講 評

 グランプリ受賞おめでとうございます。大胆な構図とメリハリの効いた作品です。

 欲を言えば、一番手前に「ボケ」た部分があると、作品の深みが増したのではないかと思います。(例=草花などを手持ちでレンズの前に置く等の工夫)があればもっと大きさを感じる作品に進化したことでしょう。いずれにしてもスッキリした作品でした。

[評者・藪井 壽男]

準グランプリ作品

『豊年祭り』 宮脇 正美(JPU・大阪中央支部OB)
講 評

 準グランプリおめでとうございます。
この作品の魅力は何と言っても「ブレ」の連続性です。全体の風景が軟調ですが、それをカバーして余りある「ブレ」の効果が抜群です。シャッタースピードの設定が鍵になりました。ごく普通のスナップ写真撮影にも応用してください。

[評者・藪井 壽男]
『かける』 遠藤 忠(日教組・東大阪市立盾津中分会)
講 評

 準グランプリおめでとうございます。遠藤さんの作品「かける」は走ってくる被写体を真正面から狙い、難しいシャッターチャンスを上手く捉えたレベルの高い作品に仕上がっています。
 なびく毛からは風を感じ、前に大きく上げて出した足からは鞠のように駆けてくる躍動が伝わり、カメラマンとワンちゃんとの深い信頼関係が感じられる温かい作品です。澄んだ眼差しは「おいで、一緒に走ろうよ!楽しいよ!」と私たちを誘ってくれているようです。
 次回のご応募を楽しみにしています。

[評者・坂東 澄子]

連合大阪会長賞

『初仕事』 藤本 義昭(自治労・大阪市職員労組OB)
講 評

 新春の凛とした雰囲気の中に「今年もがんばるぞ!」という意気込みと熱気が感じられる作品です。

[評者・伊東 文生]